前週のトウモロコシ相場は、安値修正の動きが優勢だった。ハーベスト・プレッシャ ーを背景に400セント水準まで値下がりしていたが、安値で輸出拡大の動きがみられ たことで、押し目買い優勢の地合に転じた。連日のように大口輸出成約が報告されてい る。米産地では収穫作業が順調に進む一方、南米では気象環境が安定しているが、輸出 拡大の一点で安値修正が進んだ。大豆相場も修正高になった。トウモロコシほどではな いが、輸出拡大の動きが好感されている。ただし、1000セント台では上値の重さも 目立った。 今週のトウモロコシ相場は、修正高のリスクを残す。大口輸出成約報告が続いている 間は、ファンドのショートカバーが入りやすい。ただし、あくまでも価格低下を受けて の輸出拡大であり、輸出が鈍化すれば戻り売り優勢の地合に回帰する。産地の収穫環境 は良好な一方、南米の天候リスクは抑制されている。輸出拡大の一点で安値修正が進ん でいるだけであり、戻り売り優勢の基調そのものが修正を迫られる環境にはない。特に 大豆は輸出拡大の動きも限定されており、早めに上値の重さを再確認しよう。 予想レンジは、トウモロコシが405〜430セント、大豆が960〜1020セン ト。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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