前週は69.50〜72.50ドルのレンジで揉み合う展開になった。急ピッチな値 下がりで過熱感が警戒される中、押し目買いが下値を支えた。78ドル台から68ドル 台まで急落した後の調整高になった。中東情勢が不安定化していることも、引き続きポ ジティブ。イスラエルとハマスの間では激しい戦闘状態が続いている。ただし、供給障 害の発生などはみられず、戻りを売りこむ動きも強かった。結果的に大きな値動きには 発展しなかった。 今週は戻り売り優勢の展開が続く見通し。中東情勢は依然として不安定であり、突発 的な買い圧力は想定しておく必要がある。週末にイスラエルがイラン軍事施設を攻撃し たことで、特に週明け直後に投機買いが膨らむ可能性がある。ただし、イスラエルがイ ラン石油施設を攻撃するようなサプライズが見られないのであれば、需給緩和見通しを 背景とした戻り売り優勢の地合が崩れることはないだろう。10月31日と11月1日 に中国の10月製造業PMIが発表されることがイベントリスクになる。 予想レンジは68.00〜73.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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