●週間見通し金、米大統領選を控えて安全資産買い=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週の金相場は過去最高値更新が続き、2772.60ドルまで上値を切り上げた。
11月5日に米大統領選を控えて、リスクヘッジの金買いが膨らんでいる。また、中東
情勢の緊迫化が進んでいることもポジティブ。安全資産に対する投資ニーズが強かっ
た。ただし、米金利上昇・ドル高が加速したことで利食い売りを進める動きも強く、一
時的に急反落する場面も見られた。米経済は底固く、米連邦準備制度理事会(FRB)
が積極的な利下げ対応を展開する必要性は薄れている。
 今週も押し目買い優勢の展開が続く見通し。翌週に米大統領選を控えており、特に金
融市場が不安定化すると安全資産に対する投資ニーズが拡大しやすい。中東情勢も大き
な動きがみられなければ、引き続き金相場をサポートしよう。米金融政策を巡る議論と
は関係なく買いが膨らみやすい環境にある。米金利上昇・ドル高が更に進むと調整売り
が膨らむリスクが高まるが、押し目買い優勢の地合が否定されることはないだろう。た
だし、米大統領選を前に値動きが不安定化する可能性には注意が必要。10月30日の
7〜9月期国内総生産(GDP)、31日の9月PCEデフレーター、11月1日の
10月雇用統計と10月ISM製造業指数などが、イベントリスクになる。
予想レンジは2700〜2800ドル。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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