ゴム午前=総じて反発、ただし上海ゴムの下げ幅を拡大を上げ幅縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて反発。寄り付きは、上海夜間が下落となったものの、25
日の急落に対する反動高となり、総じて買いが優勢となった。中盤に入ると、日中取引
の上海ゴムが下げ幅を拡大したことから、やや地合いを緩めている。TSR20は、出
来ず。

 午前11時06分現在のRSS3号は前営業日比8.9円安〜〜3.5円高。活発限
月の期中3月限は同0.5円高の373.2円、新甫25年10月限は出来ず、推定総
出来高は368枚(前日夜間取引含む)。

【3月限は370円を目指すか】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、寄り付きでは、前週末25日の急落の反動から
買いが優勢となった。だが、中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが下げ幅を拡大したこ
とから徐々に地合いを緩めている。
 活発限月の3月限は、夜間取引で370.8円まで下落した。きょうの日中取引では
376.2円まで戻したが、同水準では戻り売りを浴び、373円前後まで軟化してい
る。今日、序盤の戻りは、25日の急落に対する自律反発であり、軟調地合いに大きな
変化はない。目先、節目の370円割れを試す可能性があるとみる。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は買いがやや先行し、前営業
日比0.4〜0.6セント高で推移している。

 上海ゴムは堅調。午前10時35分現在、指標限月の2025年1月限は、前営業日
比135元安の1万7900元で推移している。

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