ゴム午前=大幅高、上海ゴムの急伸を好感

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて大幅高。寄り付きでは、上海夜間が大幅高となったもの
の、これに対する反応は薄く、最近の弱地合いを継続し、売りが先行した。ただ、売り
一巡後は、やや地合いを引き締めた。中盤に入ると、上海ゴムが一段高となったことを
受けて、大きく水準を引き上げる、限月が目立っている。TSR20は、出来ず。

 午前11時53分現在のRSS3号は前営業日比0.3〜7.6円高。活発限月の4
月限は同6.9円高の359.0円、期先25年10月限は出来ず、推定総出来高は8
18枚(前日夜間取引含む)。

【4月限は反発場面】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、上海ゴムの急伸を受けて、買いが先行してい
る。活発限月の4月限は、一時362.2円まで上昇する場面があった。前日の取引で
345.0円まで下落後、反発となったことで、チャート的には下ヒゲの長い陽線とな
っており、テクニカル的に買われやすくなっている。
 ただ、産地相場の軟調地合いは継続しており、戻りが一服となれば、再び売り圧力が
高まる可能性がありそうだ。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、SS3号は出来ず。TSR20はやや売りが先行し、前営業日
比1.3セント安〜1.0セント高で推移している。

 上海ゴムは堅調。午前11時00分現在、指標限月の2025年1月限は、前営業日
比395元高の1万8140元で推移している。

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