プラチナ午前=プラチナが反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。ニューヨーク安を受けて売り優勢
で始まった。その後は、円安が下支えになった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時5分現在の前営業日比は、プラチナが70〜48円安、プラチナミニが
66.0〜51.0円安、プラチナスポットが92円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時5分現在の出来高は、プラチナが7357枚、プラチナミニが492枚、
プラチナスポットが2540枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル高や金軟調が圧迫】
 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。米大統領選後のドル高が再開した。
また中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会は、経済のシステミックリスクとなっ
ている地方政府の「隠れ債務」について10兆元規模の対策を決定した。米大統領選で
トランプ前大統領が勝利したが、今後発表される政策を確認してから刺激策を拡大する
見通しとなった。10月の中国の消費者物価指数(CPI)は前年比0.3%上昇と、
伸びは前月の0.4%から鈍化した。生産者物価指数(PPI)は引き続き低下し、中
国政府の最新の景気刺激策ではデフレ脱却には不十分であることが示唆された。
 プラチナ先限は夜間取引で4745円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな
った。円相場は1ドル=153円台前半の円安に振れた。石破内閣が総辞職した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の974.64ドルから、ユーロ高が下
支えになったが、金軟調につれ安となった。
 午前11時現在、プラチナは972.52ドル、パラジウムが997.04ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが987.91ドル、パラジウムが
1013.74ドル。
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