[今日の視点]とうもろこし=円安傾向ながらシカゴ安受け売り優勢か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、夜間取引では出来ず。日中取引で出合いがあれば、円安傾向ながら
シカゴ安を受けて売り優勢か。シカゴ期近12月限と円相場1ドル=154.55円か
らの換算値は55円程度の下落になるため50円程度の下落を予想。
 今週末に25年11月限が新甫発会して1か月が経つが、その間は出来高の回復がな
いなか取組高は微減傾向にある。引き続き小口の手じまい売買中心の展開となり、新規
売買が参加しにくい状態が続くと予想される。

 12日のシカゴコーンは下落。米コーン輸出検証高は前週と同程度を維持したもの
の、ドル高に加え、トランプ政権発足後の米中関係悪化懸念から大豆が大きく下落した
うえ、小麦安も進行したことが重石となった。ただ、期近12月限は5日間移動平均に
下値を支持されるなか430セント前後の値位置を維持。大豆に比して輸出が好調なだ
けに目先は底堅い足取りが続きそうだ。
 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は3万5700〜3万5800円。本日の日
中取引の予想レンジは3万5500〜3万6000円。
<今日の予定>
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 企業物価指数 2024年10月(日本銀行)
【工業】12:00 原油・石油製品供給統計週報(石油連盟)
【工業】14:00 石油製品給油所小売価格調査(資源エネルギー庁)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】22:30 消費者物価指数 2024年10月(労働省)
【経済】11/14 04:00 財政収支 2024年10月(財務省)
【工業】11/14 06:30 週間石油統計(API)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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