大豆週間展望=シカゴ大豆はブラジル産の増産見通しで上値は抑制される

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
              [11月25日からの1週間の展望]
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         週間高低(カッコ内は日付)            11月18日 〜11月22日
<東京一般>     始 値    高 値      安 値    終 値    前週末比
   先限         64,000    64,000      64,000   64,000    0
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<シカゴ>21日終値  前週末比  |<主要統計データ> (11月14日まで)
      25/1 977.75  -20.75    |輸出検証高 216万5,075トン
      25/3 985.25  -23.50   |輸出成約高:186万0,600トン
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東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 156.18円  前週末比 3.48円の円安
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 【前週のレビュー】シカゴ大豆1月限は需要停滞が見込まれること、ドル高が重しと
なり上値は抑制されるとした。
【シカゴ大豆は2番限以降が一代安値を更新】
 シカゴ大豆1月限は、再度、下値模索となった。21日に2番限以降はほとんどの限
月が一代安値を更新した。
 乾燥が続いていたブラジル南部の産地では今週に入って降雨が続いており、生育環境
が改善に向かっているうえ、同国の24/25年度大豆生産量は前年度を上回る見通し
となっていることが重石となっている。
 また、米追加利下げ観測が後退するなかドル買い傾向が根強く見られることも、現在
は好調を維持している輸出にとって重石になる可能性が浮上しているうえ、トランプ氏
が大統領に就任した後の米中関係悪化も警戒される。
 目先はトランプ氏の大統領就任前に需要分を確保しようする動きから中国向け輸出が
好調を維持する可能性があるが、ブラジルの生育改善と同国の増産見通し、そして米ド
ル買いの動きに上値を抑制され、1月限は1000セントを上値抵抗線にしての高下が
続きそうだ。
 【東京大豆は新規売買は見込めず】
 東京大豆は、先限の総取組高ゼロ状態を継続。今後も新規売買は見込めず。
<当面の予定(イベント・経済統計)>
25日 独景況感指数 2024年11月(ifo)
    米週間穀物輸出検証高(USDA)
26日 米ケース・シラー住宅価格指数 2024年9月(S&P)
    米新築住宅販売 2024年10月(商務省)
    米消費者信頼感指数 2024年11月(カンファレンスボード)
27日 政策金利公表(NZ準備銀行)
    中国工業利益 2024年10月(国家統計局)
    米国内総生産 2024年7-9月期改定値(商務省)
    米耐久財受注 2024年10月速報値(商務省)
    米新規失業保険申請件数(労働省)
    米個人所得・支出 2024年10月(商務省)
    米中古住宅販売仮契約指数 2024年10月(全米不動産協会)
    米FOMC議事録公表 11月6-7日(FRB)
28日 ●米国(サンクスギビングデー)
    独消費者物価指数 2024年11月速報(連邦統計庁)
29日 労働力調査(失業率) 2024年10月(総務省)
    鉱工業生産指数 2024年10月速報(経済産業省)
    小売業販売額 2024年10月速報(経済産業省)
    独雇用統計 2024年11月(連邦雇用庁)
    ユーロ圏消費者物価指数 2024年11月速報(EUROSTAT)
    シカゴ購買部協会景気指数 2024年11月(シカゴ購買部協会)
    米週間穀物輸出成約高(USDA)
    建玉明細報告(CFTC)

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    ※投資や売買は御自身の判断でお願いします。


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