●論点解説金、強弱材料交錯で何を重視するのか=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金相場は売買が交錯する不安定な地合が続いている。トランプ政権のリスク織り込み
はネガティブだが、その影響で米金利低下・ドル安が進んでいることはポジティブ。前
週は安全資産の投資ニーズ後退で売られ、米金利低下・ドル安で買われる展開になって
いる。強弱材料が交錯しているため、マーケットがどこに焦点を当てるのかが最重要視
される。金上場投資信託(ETF)残高も増減する不安定な状態に移行している。今週
は6日の11月雇用統計を筆頭に重要経済指標の発表、更にパウエル米連邦準備制度理
事会(FRB)議長の発言が予定されているが、短期目線で売買テーマをどこに設定す
るのかを探りながらの展開になりやすい。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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