[本日の見通し]石油=軟調地合いを継続か、円高警戒場面が続く

配信元:MINKABU PRESS
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 原油の2025年4月限は売り優勢。4月限を含め、700円超の下落が目立つ。商
いは低調。4月限は日中取引の寄り付き後に6万4990円まで下げ幅を拡大した。6
万5000円水準は買い拾われ、一時6万5200円まで下値を切り上げた。
 円相場が朝方の1ドル=149円台後半から150円台前半に小反落したこと、ニュ
ーヨーク原油時間外取引が小幅高で推移が買い戻し要因だが、軟調地合いを継続か。6
万5200円超えとなった場合、6万5300円近くで戻り余地があるとみる。
 石油輸出国機構(OPEC)プラスが閣僚会合を来月1日から5日に延期され、今週
前半のニューヨーク原油は68ドル台から69ドル台で値固め局面か。JPX原油市場
市場は円高を警戒すべき場面が続く。
 時間外取引でニューヨーク原油1月限は前日比0.24ドル高の68.24ドルで推
移。本日これまでのレンジは67.92〜68.39ドル。
 原油4月限の予想レンジは6万4800円から6万5300円、ガソリン先限は。9
500円から8万0500円、灯油先限は7万9500円から8万0500円。
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