プラチナ市況=プラチナは続伸、金期先の反発・円反落などで堅調

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/12          2025/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         12,709   - 65    12,849    +6  : 2,649.68   + 2.24
銀          149.0   +2.0     149.0  +2.0  : 3,100.00   +12.00
プラチナ     4,577    +34     4,597    +8  :   952.43   + 4.32
パラジウム   4,700      0     4,700     0  :   973.45   -11.26
======================================
      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    150.02   -0.02  ユーロ・ドル相場   1.0518  +0.0032
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが総じて続伸。序盤、ドル建て現物相場の
下値の堅さと期近高に支援され、期先も買い優勢となったが、買い一巡後、方向性を欠
いたが、円相場が一時1ドル=150円を試すまで小反落となったことから小高くなっ
った。先限は正午前に3円高で推移。午後は薄商いのなか、金期先の反発、円の反落、
ドル建て現物相場が堅調に推移から買い優勢となり、堅調に引けた。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが1〜34円高、プラチナスポットが42円
高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが5092枚、プラチナミニが620枚、プラチナスポット
が1765枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル建て現物価格が200日移動平均線超えとなるかがカギ】
 プラチナ先限は夜間取引の前半に11月26日以来の高値となる4630円をつけ
た。薄商いで買い戻しは活発化せず。まだ上昇相場に転換したとは判断できず。出来高
は今日も5000枚台と低調、見送りムードが強かった。
 ドル建て現物価格が長期波動線の200日移動平均線(964ドル水準)を超えるこ
とができるかがカギ。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。早朝の954ドル台からドル堅調を背景
にジリ安となり、947ドル台まで軟化。ただ金が下値切り上げに歩調を合わせ951
ドル台を回復。午後4時過ぎに954ドル台までジリ高。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。