東南アジアから中国南部にかけては季節外れの豪雨が観測されている。例年だと乾季 に向けて降水量が明確に減少し始める時期だが、今年はタイ気象庁の週間予報でも農産 物生産への影響に警報が発せられている。パーム油なども供給リスクの織り込みヲ進め ている。天然ゴムの目線だと期近主導の上昇リスクを高める動きと言えるが、実際には 最近のゴム相場高は期先限月が中心になっている。当限の値動きは鈍い。産地気象環境 には注意が必要だが、上海ゴム市場における短期投機筋主導の上昇圧力との評価が、少 なくとも現時点では妥当だろう。中国経済の短期底入れ感などで下値不安が後退してい ることが、上海ゴム相場を押し上げている。この流れの持続力が問われるマーケット環 境になっている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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