5日の穀物相場は全体的に堅調だったが、各マーケットで理由は異なった。トウモロ コシに関しては、週間輸出成約高が市場予想を上回った影響が大きかった。一時期と比 較すると落ち着きを見せているが、まだ需要家の在庫手当が積極的に行われている。今 後の通商リスクを警戒した動きかは不明だが、高水準の輸出成約環境がトウモロコシ相 場を支援した。小麦は、ロシア副大統領が冬小麦生産の厳しい環境を報告したことが材 料視された。春小麦生産でカバーでき、国内需要にも対応可能としているが、来年の輸 出力の減退が警戒された。大豆は、カナダ政府がカノーラの生産高見通しを引き下げた ことが材料視された。パーム油相場高に対して、カノーラと大豆油相場は値動きの鈍さ が目立っていたが、5日はカノーラの急伸が大豆油相場を押し上げ、その流れで大豆相 場も買われている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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