石油午前=上昇、シリアの不安定化懸念や中国の景気回復期待で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は上昇。アサド政権が崩壊し、シリア情勢が不安定化する可能性が高
いことが相場を支えている。シリアの原油生産量はわずかだが、中東各国がシリアの不
安定化に巻き込まれるリスクが意識されている。昨日の中国政府の発表を受けて、金融
緩和やさらなる財政政策に対する期待感が強まったことも支援要因。円相場は1ドル=
151円前半で円安・ドル高推移。時間外取引でニューヨーク原油は売り優勢。
 日中取引開始後、原油の2025年5月限は上昇。6万5710円まで水準を切り上
げたが、夜間取引の高値に迫るほどの勢いは見られない。
 午前10時56分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
150〜1220円高。
 午前10時56分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が553枚。
【EIAがSTEOを発表へ】
 本日は米エネルギー情報局(EIA)が短期エネルギー見通し(STEO)を公表す
る。これまでと同様にあまり手がかりにはならないだろうが、米国の需要見通しの修正
などについては確認しておきたい。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.16ドル安の68.21ドルで推移。
本日これまでのレンジは68.10〜68.37ドル。
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