プラチナ市況=プラチナが続伸、現物相場の軟化から上げ幅縮小も堅調

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/12          2025/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         13,130   +200    13,207  +162  : 2,695.391  +27.98
銀          154.0    0.0     157.0  +3.0  : 3,178.00   -11.00
プラチナ     4,580    +36     4,613   +39  :   938.50   + 2.90
パラジウム   4,700      0     4,700     0  :   未入電
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    151.71   +0.50  ユーロ・ドル相場   1.0525  -0.0038
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。ドル建て現物相場の上昇と円安を
受けて買い優勢で始まった。その後は、金堅調につれ高となり、先限は正午前に60円
近い上げ幅を維持して推移。午後は現物相場が軟化から上げ幅を縮小し、39円高で堅
調に引けた。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが36〜49円高、プラチナスポットが
46円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが5877枚、プラチナミニが693枚、プラチナスポット
が2857枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限、午後は4600円が支持線】
 プラチナ先限は夜間取引から続伸となり、日中取引で上げ幅を拡大し、4641円ま
で上昇。しかし昨日の高値4657円に届かず。午後になり、引け前に4605円まで
上げ幅を縮小したが、4600円が支持線となり、堅調に引けた。
 先限が前日の高値を上抜けず、25日移動平均線(4678円)を下回って推移して
いること、またドル建て現物相場が午後4時過ぎから930ドル台前半まで下落してい
ることが気掛かり。
 今夜は11月の米消費者物価指数(CPI)の発表がある。予想以上のインフレ再燃
を示す数字となると、米金利引き下げ期待が後退し、金と同様に逆風になる。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の939.30ドルから、金堅調につれ
高となり、正午前に946ドル台に上昇。午後に入り、945ドルを挟んで推移後、
1時半過ぎに937ドルまで急落。941ドルまで戻したが、午後4時過ぎから再軟化
となり、931ドル台まで値を崩している。
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