プラチナ市況=プラチナが続伸、金一段高・現物高から上げ幅拡大

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/12          2025/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         13,314   +184    13,385  +178  : 2,714.78  +19.39
銀          156.0   +2.0     160.0  +3.0  : 3,211.00  +33.00
プラチナ     4,627    +47     4,675   +62  :   945.90  + 7.40
パラジウム   4,800   +100     4,800  +100  :   988.66  -----
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    152.54   +0.83  ユーロ・ドル相場   1.0508  -0.0017
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。ニューヨーク高と円安を受けて買
い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上昇を受けて堅調となった。先限は
正午前に37円高で推移。午後に入り、現物相場の上昇と金の一段高で上げ幅拡大し、
終盤、60円超の上昇で推移した。
 パラジウムの商いは成立しなかった。帳入値は100円高。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが47〜65円高、プラチナスポットが
54円高、パラジウムが100円高。
 推定出来高は、プラチナが7489枚、プラチナミニが797枚、プラチナスポット
が2806枚、パラジウムが0枚。
【現物相場は920ドル台まで下落で買いが喚起】
 プラチナ先限は夜間取引の序盤から反落となったが、4576円で買い拾われ、夜間
取引の中盤から戻り歩調となった。午前中に4676円まで続伸となり、11月25日
以来の高値をつけた。25日移動平均線(4676円)で上げつかえた。午後になり、
4678円mでジリ高となり、25日移動平均線を一時、上抜いた。
 ドル建て現物価格が昨日の欧州時間の前半に920ドル台まで下落。930ドル割れ
は短時間で終了。プラチナは来年、3年連続で供給不足見通し。今月に入り、3度、
920ドル台は買い拾われた、920ドル台では安値拾い、打診買いが喚起もよう。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の938.46ドルから、金堅調を受け
て買い戻し主導で947ドル台まで上昇。正午前に940.70ドルまで押し目形成と
なったが、午後に入り、4時過ぎに950ドルを試すまで上昇。まだ上値が切り下がっ
ているチャート。955ドルを上抜けて一段高となると、底入れが感が強まる。
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