前週は365〜380円水準で揉み合う展開になった。中国経済の底入れ感が下値を 支えている。中国共産党は2025年に財政拡張と金融緩和で景気を下支えする方針を 再確認している。中国の産業サイクルが改善傾向を維持するとの見方が、ゴム相場を下 支えした。ただし、注目の中央経済工作会議では目新しい動きはみられず、週末にかけ ては調整売りが上値を抑えた。結果的にボックス気味の相場展開になっている。為替が 円安に振れたこと、産地天候不順はポジティブ。 今週も底固い展開が続こう。中国経済の短期底入れ感が維持される見通し。末端需要 環境は良好とは言い難いが、上海ゴム市場の関心は中国マクロ経済動向に集中してい る。改めて米中対立を織り込むような動きが見られないのであれば、短期産業活動の改 善傾向、中国政府の景気刺激策への期待感から押し目買い優勢の地合が続く見通し。た だし、産業用素材市況全体としては、上値追いには慎重姿勢も目立ち、大きな値動きに は発展しづらい。 予想レンジは360.00〜385.00円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。