●週間見通し穀物、南米降雨だと先高観乏しい=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週のトウモロコシ相場は450セントを上抜いて6月25日以来の高値を更新した
後、440セント台前半まで軟化する展開になった。良好な輸出環境、米農務省(USD
A)の期末在庫見通し引き下げを手掛りに、戻り高値を更新している。ただし、450
セントの節目突破後は利食い売り優勢の展開になり、前週比では大きな値動きに発展し
なかった。大豆相場は990セント台をコアに揉み合う展開になった後、980セント
台後半で引けた。南米の好天が引き続き上値を圧迫するも、大きな値動きは見られなか
った。USDA期末在庫見通しは据え置かれている。
 今週は戻り売り優勢の展開になる見通し。トウモロコシ相場は輸出動向などによって
瞬間的な上昇リスクを抱えるが、他穀物相場の安値低迷が続く中で、トウモロコシ相場
のみを大きく押し上げることは難しい。徐々に上値の重さを再確認しよう。特に小麦相
場との比較だと割高感が強まりやすくなっている。改めて南米の豊作環境、米国の高水
準の在庫環境を織り込むと、調整売り優勢の展開になろう。大豆は、南米の良好な気象
環境が続くと、下振れリスクが大きい。植物油相場の値動きが不安定化していることに
は注意が必要。
 予想レンジは、トウモロコシが430〜450セント、大豆が975〜1000セン
ト。
(マーケットエッジ・小菅 努)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。