プラチナ午前=プラチナが反発、NY高と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。ニニューヨーク高と円安を受けて
買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の押し目を買われたことを受けて堅
調となったが、円安一服に上値を抑えられた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが90〜110円高、プラチナミニが
85.0〜106.5円高、プラチナスポットが242円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが6756枚、プラチナミニが762枚、
プラチナスポットが1529枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは買い戻し主導で上昇】
 プラチナは買い戻し主導で上昇した。11月の中国の小売売上高は前年比3.0%増
と前月の4.8%増から減速した。ただ中国の財政出動拡大や金融緩和方針が下支え要
因であり、上海プラチナの出来高が増加し、安値拾いの買いが入った。
 プラチナ先限は夜間取引で4652円まで上昇した。ニューヨーク高や円安が支援要
因になった。円相場は1ドル=154円台前半の円安に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の940.26ドルから、ドル安を受け
て押し目を買われた。
 午前11時現在、プラチナは940.31ドル、パラジウムが951.29ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが921.59ドル、パラジウムが955.58
ドル。
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