●論点解説穀物、穀物相場の現状分析=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシ相場は5月の470セント台をピークに8月に380セント台まで下落
していたが、その後は年末に向けてじり高の環境になっている。豊作環境で値下がりし
ていたが、良好な輸出環境の支援が目立つ。新穀が出回る時期に輸出が拡大するのは例
年のことだが、今年はその勢いが強い。価格水準の低さや、来年のトランプ政権誕生へ
の警戒感などの影響が指摘されている。このまま輸出の底固さが重視されると、じり高
の展開が越年することになる。問題は、小麦相場は530セント台と、トウモロコシ相
場の450セント水準とのスプレッドが100セントを割り込んでいることだ。大豆相
場もトウモロコシに逆行安となる展開が続いている。穀物市場の中では、小麦か大豆が
下げ過ぎではなければ、トウモロコシが上げ過ぎとの評価になる。価格バランスの調整
が入ると、値を崩さないにしても上値は重くなる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。