プラチナ市況=プラチナが反発、NY高や円高一服で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/02          2025/12    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         13,355    +41    13,426   +48  : 2,631.88   +11.51
銀          148.0   -1.9     153.0  -0.5  : 2,956.00   +12.00
プラチナ     4,705    +47     4,694    +5  :   932.44   +16.71
パラジウム   4,600      0     4,600     0  :   913.26    -9.66
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    157.66   -0.29  ユーロ・ドル相場   1.0315  -0.0113
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。ニューヨーク高を受けて買い優勢
で始まったのち、円高一服やドル建て現物相場の押し目を買われたことを受けて堅調と
なった。午後に入ると、金の上げ一服に上値を抑えられた。パラジウムの商いは成立し
なかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが5〜49円高、プラチナスポットが69円
高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが1万1602枚、プラチナミニが1237枚、プラチナス
ポットが3785枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは中国の景気刺激策に対する期待感が支援】
 プラチナ先限は4673円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因になった。円相
 プラチナ先限は4日の夜間取引で4733円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要
因になった。円相場は1ドル=157円台前半で円高が一服した。
 プラチナは中国の景気刺激策に対する期待感が支援要因になった。ただ米連邦準備理
事会(FRB)の利下げペース鈍化見通しや貿易摩擦に対する懸念に上値を抑えられ
た。米ISM製造業景気指数が9カ月ぶりの高水準となった。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の934.00ドルから、ドル安を受け
て押し目を買われたが、937ドル台で上げ一服となった。午後に入ると、金軟調を受
けて931ドル台まで下落した。
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