プラチナ市況=プラチナが続落、午後は現物相場の下落と円高でジリ安

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/02          2025/12    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         13,586    +55    13,645  + 47  : 2,682.79   +13.57
銀          150.0    0.0     152.0  -2.0  : 2,995.00   +29.00
プラチナ     4,726    -46     4,696   -47  :   936.98   -22.13
パラジウム   4,700      0     4,700     0  :   941.89    -0.69
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    157.35   -0.25  ユーロ・ドル相場   1.0296  +0.0048
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。ニューヨーク安を受けて売り優勢
で始まった。その後は、ドル建て現物相場が下げ一服となったが、円安一服を受けて戻
りを売られ、先限は正午過ぎに30円超の下落で推移。午後は現物相場の下落と円高で
ジリ安。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが58〜36円安、プラチナスポットが
63円安、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが9114枚、プラチナミニが1000枚、プラチナスポッ
トが2582枚、パラジウムが0枚。
【JPXプラチナ先限は複数のテクニカル指標が弱気に転換を示唆】
 プラチナ先限は夜間取引から売り優勢。日中取引は午前中、下値を切り上げたが、午
後は今月7日以来の安値となる4683円まで下落し、押し目底を模索となった。終盤
の戻りは鈍く、4700円割れで引けた。日足は4日連続で陰線引け。14日間の相対
力(RSI)は前日の52台から48台に低下。複数のテクニカル指標が弱気に転換を
示唆。今夜から17日にかけて強気地合いを回復できるか正念場。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、下落。朝方の939.60ドルから、下げ一服とな
ったが、金軟調に上値を抑えられた。正午前から軟調地合いとなり、午後はジリ安とな
り、933ドル台まで下落。
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