プラチナ午前=プラチナが続落、円高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。円高を受けて売り優勢で始まっ
た。その後は、ドル建て現物相場の戻りを売られたことや円高を受けて軟調となった。
パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが70〜39円安、プラチナミニが
47.5〜4.5円安、プラチナスポットが33円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが5759枚、プラチナミニが630枚、
プラチナスポットが1312枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは調整局面を継続】
 プラチナは株安が圧迫要因になった。米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事の
発言などを受けて米国債の利回りが低下したが、米株式市場では企業決算が注目される
なか、手じまい売りなどが出て反落した。
 プラチナ先限は4615円まで下落した。ドル建て現物相場の軟調や円高が圧迫要因
になった。円相場は1ドル=155円前後まで円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の934.90ドルから、金軟調に
つれ安となったが、932ドル台で下げ一服となった。
 午前11時現在、プラチナは933.80ドル、パラジウムが952.42ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが943.08ドル、パラジウムが950.42
ドル。
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