原油相場は流通問題を抱えている。米国がロシアやイランなどに対して制裁を強化す る動きを見せていることで、中国などの製油所が調達リスクへの対応を迫られている。 ロシアやイラン産を取り扱い事で二次制裁を受けるリスクがあり、中東産や南米産の調 達に切り替える動きが発生している模様だ。その影響が顕著に表れているのがタンカー 運賃であり、原油流通に混乱が生じていることが確認できる。国際エネルギー機関(I EA)も15日の月報で、ロジスティックスに混乱が生じるリスクを指摘していた。生 産障害ではなく流通問題とあって時間の経過で問題は解消に向かうが、それまでは緊張 状態が維持される。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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