【場況】 金が反落。ドル建て現物相場の上昇を受けて買い優勢で始まった。その後は、円高を 受けてマイナスサイドに転じた。銀の商いは成立しなかった。 午前11時1分現在の前営業日比は、金標準が54〜17円安、金ミニが56.5円 安〜30.5円高、ゴールドスポットが368円高、銀が出来ず。 午前11時1分現在の出来高は、金が1万5404枚、金ミニが5962枚、ゴール ドスポットが1308枚、銀が0枚。 【NY金は米FOMC後の押し目を買われる】 金は米連邦公開市場委員会(FOMC)後の押し目を買われた。米FOMCでは金利 を据え置きが決定された。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は会見で、トラン プ大統領の政策がどのような結果をもたらすかを判断するのは時期尚早であり、FRB の2%のインフレ目標は維持されるだろうと述べた。一方、カナダ銀行は、主要政策金 利を0.25%ポイント引き下げ3.00%とした。2025年の成長率見通しも引き 下げ、米国の関税措置で持続的な高インフレが引き起こされる恐れがあると懸念を示し た。 トランプ米大統領が次期商務長官に指名したハワード・ラトニック氏は、中国の新興 企業ディープシークについて、米国から盗んだ技術や米国製の半導体を利用することで 高性能の人工知能(AI)モデルを「極めて安く」開発できたと主張し、この問題に対 処すると表明した。またトランプ米政権は半導体大手エヌビディアの中国販売に対する 規制強化を検討している。エヌビディアの中国向け人工知能(AI)用半導体 「H20」も規制の対象とするかが協議されている。前日の米株式市場では、エヌビデ ィアが下落し、ディープシーク・ショックに対する懸念が残る。 金先限は日中取引で1万3786円まで下落した。円高が圧迫要因になった。円相場 は1ドル=154円台半ばまで円高に振れた。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、もみ合い。きのうの海外市場では、米連邦公開市場委員会 (FOMC)の金利据え置きが圧迫要因になったが、押し目は買われた。アジア市場で は、朝方の2760.35ドルから、ドル安を受けて2762ドル台まで上昇したの ち、上げ一服となった。 午前11時現在、金が2760.17ドル、銀は3082セントで推移。前営業日の 大引け時点は金が2760.80ドル、銀が3040セント。 MINKABU PRESS
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