プラチナ市況=プラチナはまちまち、現物の下げ一服や円高一服で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/02          2025/12    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         13,966    -76    14,035   -76  : 2,861.53    -6.08
銀          156.0    0.0     156.0  -1.0  : 3,221.00    -7.00
プラチナ     4,841    +59     4,731    +2  :   988.20    +2.70
パラジウム   5,000      0     5,000     0  :   978.92   -15.43
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    151.72   -0.73  ユーロ・ドル相場   1.0376  -0.0015
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナがまちまち。ドル建て現物相場の下げ一服
を受け、まちまちで始まったのち、戻りを売られたが、円高が一服すると、地合いを引
き締めた。午後に入ると、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられた。パラジウ
ムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが14円安〜59円高、プラチナスポットが
4円安、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが4589枚、プラチナミニが424枚、プラチナスポット
が1468枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは金堅調で買い戻しが支援】
 プラチナ先限は4725円まで下落したのち、4743円まで戻した。円高が圧迫要
因になった。円相場は1ドル=151円台前半で円高が一服した。
 プラチナは金主導の値動きとなった。ニューヨーク市場で利食い売りが出たが、アジ
ア市場では金に押し目買いが入ったことが支援要因になった。ただ米中の貿易戦争に対
する懸念が上値を抑える要因である。春節明けの上海プラチナの出来高が低迷し、中国
勢の買いは見送られている。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の986.02ドルから、押し目を買わ
れた。午後に入ると、993ドル台まで上昇した。
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