[今夜の視点]金・銀=米小売売上高などを確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、もみ合い。きのうの海外市場では、米新規失業保険申請件
数で労働市場の安定が示されたが、インフレ懸念を受けて押し目を買われた。アジア市
場では、朝方の2930.98ドルから、2932ドル台まで上昇したのち、上げ一服
となった。午後に入ると、2923ドル台で押し目を買われた。
 1月の米生産者物価指数(PPI)が予想以上となり、米連邦準備理事会(FRB)
の利下げ観測が後退したが、インフレ懸念から押し目は買われた。トランプ米大統領が
相互関税の大統領令に署名したが、調査のため、発動に時間がかかる見通しとなった。
今夜は1月の米小売売上高や米鉱工業生産などの発表がある。また米露のウクライナの
停戦交渉の行方やガザ停戦が継続されるかどうかも確認したい。
<今夜の予定>
・ユーロ圏域内総生産 2024年10-12月期改定(EUROSTAT)
・米小売売上高 2025年1月(商務省)
・米輸出入物価指数 2025年1月(労働省)
・米鉱工業生産・設備稼働率 2025年1月(FRB)
・米企業在庫 2024年12月(商務省)
・建玉明細報告(CFTC)
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