[本日の見通し]ゴム=やや売り優勢、上海ゴムに注目

配信元:MINKABU PRESS
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 JPXゴムRSS3号は、やや売り優勢の展開となりそうだ。寄り付きでは、上海夜
間が小動きとなったことや、ドル・円も夜間取引の取引終了時と大きなかい離がないこ
とから、手掛り材料難となり、夜間取引と同値圏で推移した。

 今日のJPXゴムRSS3号は、やや売り物がちで推移するとみる。上海ゴムの中心
限月の5月限は、17日に一時1万8075元まで上昇し、昨年12月18日以来の高
値を付けた。だが、終値ベースで一万8000元台の維持に失敗すると、18日の取引
でザラ場で1万8000元台に乗せることも出来なかった。
 2月5日からの上昇が1万8000元台で上値達成感が広がったことから、目先はや
や売りが優勢となり、1万7000〜1万8000元のレンジ相場を形成する可能性が
高そうだ。
 上海ゴムが下落した場合、JPXゴムRSS3号の活発限月の7月限も下押しされ
る。7月限は、節目の370円前後での取引となりそうだ。

 午前9時32分時点の円相場は1ドル=151.93円付近で推移している。

 午前9時32分時点のゴムRSS3号活発限月の7月限は同0.9円安の373.2
円。今日の日中、予想される6月限のレンジ365.0〜375.0円前後。

 今後一週間先までのRSS3号7月限の予想レンジは350.0〜390.0円。
テクニカルからの下値支持線は360.0円(節目)、上値抵抗線は380.0円(節
目)。

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