トウモロコシは、アルゼンチンの乾燥傾向、良好な輸出環境を背景に、高値圏での取 引が続いている。通商問題を警戒しつつも500セント台に乗せたことで、チャート環 境も良好。2月の米農務省(USDA)需給報告を手掛かりとした上昇は見送られた が、需給は引き締まっていることもポジティブ。高値ボックスから上振れ打診の局面に 移行しつつある。500セント台確立が打診されよう。価格上昇による農家売りには要 注意。 大豆は、ボックス気味の相場展開だが、押し目買い優勢の展開になろう。米中通商問 題が警戒されるが、直ちにリスクオフ化に向かうような動きは確認できない。アルゼン チンの干ばつが警戒される一方、ブラジルは豊作環境にある。1000セント水準での 下値は固いが、1100セント台乗せを試すにはエネルギー不足か。トウモロコシとは 異なり、大豆は輸出も低迷している。他穀物相場は上値を切り上げているが、大豆はボ ックス気味の展開に留まる見通し。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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