[今夜の視点]金・銀=ウクライナの停戦協議の行方などを確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、米大統領の関税発言などを
受けて欧州時間に史上最高値を更新したのち、利食い売りなどが出て上げ一服となっ
た。アジア市場では、朝方の2939.99ドルから、2949ドル台まで上昇したの
ち、戻りを売られ、2927ドル台まで下落した。午後に入ると、ドル安を受けて押し
目を買われたが、戻りは売られ、2925ドル台まで下落した。
 トランプ米大統領の関税政策に対する懸念や地政学的リスクで押し目は買われやす
い。ただ買われ過ぎ感から利食い売りも出やすく、乱高下の動きとなった。ウクライナ
の停戦協議の行方などを確認したい。今夜は2月の欧米の製造業・サービス業購買担当
者景況指数(PMI)速報値などの発表がある。
<今夜の予定>
・英小売売上高 2025年1月(国立統計局)
・ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2025年2月速報(Markit)
・ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2025年2月速報(Markit)
・米消費者信頼感指数 2025年2月確報値(ミシガン大)
・米中古住宅販売統計 2025年1月(全米不動産協会)
・建玉明細報告(CFTC)
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