−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/03 1,029.00 1,035.00 1,019.50 1,031.25 + 2.25 2025/05 1,047.50 1,053.25 1,037.25 1,048.75 + 1.25 2025/07 1,063.25 1,068.50 1,052.75 1,063.50 + 0.25 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 364,982 264,657 859,503 (- 12,970) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(3月3日−3月7日) コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は小幅まちまち。前日比は1.00セント安〜2.25セント高。3月限は2. 25セント高の1031.25セント。 引き続きアルゼンチンおよびブラジル産地で天候が回復していることが重石となっ た。ただ、27〜28日に開催される米農務省(USDA)の農産物展望会議(アウト ルック・フォーラム)では、今春の大豆作付面積は縮小との見通しが示されるとの見方 が強まるなか、買い戻す動きも見られ、一部限月が反発した。 3月限は1029セントで取引を開始した後に浮上し1035セントの高値に達した うえ、しばらく1032セントを下値支持線とする高もみとなった。欧州の時間帯には コーンと同様に軟化し、シカゴの時間帯序盤には1019.50セントの安値まで一気 に軟化。ただ、押し目買いが入って浮上し1030セント台をすぐに回復。終盤は 1030セントを下値支持線とする高もみとなる底堅い足取りで取引を終えた。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> パラナ州、サンパウロ州などではこの24時間は概ね降雨は発生せず、気温は平年を 上回った。今週は3月1日まで局地的な降雨となる見込み。気温は3月1日まで平年並 〜平年を上回る見込み。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> 散発的な降雨が発生。気温は平年並〜平年を上回っている。今週いっぱいは同様の状 況が続くだろう。 この数週間は好天に恵まれ大豆の収穫および二期作目のサフリーニャコーンの作付は 平年並みのペースまで回復。一部で作付遅れが発生しているが、許容範囲にとどまって いる。ただ、今週は少雨傾向が続くため作付されたばかりのコーンにとってはストレス が発生しやすい環境になるだろう。 <アルゼンチン全域> 先週末は少雨傾向のなかで気温が上昇したためコーンや大豆にとってストレスが発生 しやすい状態が続いたが、今週は南部から接近してきた前線がしばらく停滞するため、 週半ばまでは降雨が続くだろう。その後、一時は少雨傾向となるが、週末には新たな 前線が接近するため、広い範囲での降雨が見込まれる。ただ、1月から2月にかけての 乾燥ですでに一部でダメージが発生しているため、この降雨による作柄改善の期待は難 しい。 大豆製品は、大豆油安の大豆粕高。大豆高となる一方原油が下落するなか、大豆粕買 いの大豆油売りのストラドルに絡んだ売買が誘発されたもよう。 大豆粕3月限は前日比2.00ドル高の293.80ドル。 今日の材料 ・ブラジル産地南部での降雨は局地的なものにとどまる見込み。 ・ブラジル中部では降雨がほぼ止みサフリーニャコーンの作付けペースは平年並に 回復。 ・アルゼンチン産地では今週は前線の接近を受けて降雨が続くが作柄改善は期待薄。 MINKABU PRESS
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