プラチナ午前=プラチナは続落、NY安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。ニューヨーク安と円高を受けて売
り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の下げ一服や円高一服が下支えになっ
たが、戻りは売られた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが34〜13円安、プラチナミニが
37.0〜1.5円安、プラチナスポットが77円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが6198枚、プラチナミニが780枚、
プラチナスポットが1262枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは金急落につれ安】
 プラチナは金急落が圧迫要因になった。ウクライナ停戦の可能性やリスク回避の動き
などを受けて金に利食い売りが出た。ただ米国債の利回りが低下するなか、ドル安に振
れたことがプラチナの下支え要因である。買い戻す動きが出て下値は限られた。
 プラチナ先限は4541円まで下落した。ニューヨーク安と円高が圧迫要因になっ
た。円相場は1ドル=148円台後半で円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の968.60ドルから、971ド
ル台まで上昇したのち、ドル安一服を受けて上げ一服となった。
 午前11時現在、プラチナは967.96ドル、パラジウムが933.38ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが964.39ドル、パラジウムが940.21
ドル。
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