日経225先物は11時30分時点、前日比460円安の3万7780円(-1.20%)前後で推移。寄り付きは3万7970円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万7955円)にサヤ寄せする形で、売りが先行して始まった。現物の開始時に3万8100円まで下げ幅を縮める場面もみられたがリバウンド基調は強まらず、中盤にかけて3万7730円まで下げ幅を広げた。売り一巡後は3万7730円~3万7800円辺りでの保ち合いを継続している。 日経225先物は寄り付き後に下げ渋る動きをみせたが、ボリンジャーバンドの-2σ(3万8110円)に上値を抑えられる形から、ショート優勢の動きとなり、-3σ(3万7630円)とのレンジ内での推移をみせている。ただし、下げ渋る動きもみられており、週足の-2σ(3万7870円)辺りで底堅さをみせてくるようだと、押し目狙いのロングを誘う展開が意識されてきそうだ。 NT倍率は先物中心限月で14.02倍に低下した。一時13.99倍と昨年9月半ば以来の14.00倍を下回る場面もみられた。東京エレクトロン<8035>[東証P]が1社で日経平均株価を142円ほど押し下げており、同社が下げ止まりをみせてこないと、NTショートに振れやすい状況が続きそうである。 株探ニュース
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