[今日の視点]貴金属=金が続落、円高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金が続落して寄り付く見通し。金は円高を受けて売り優勢となろう。銀は
ニューヨーク高を受けて小幅高となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニ
ューヨーク高を受けて小幅高となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は6.85ドル高の
2916.27ドル、銀が19セント高の3182セント、プラチナが1.77ドル高
の967.39ドル、パラジウムは5.23ドル安の926.83ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=148.96/97円で、前営業日の
大引け時点から0.51円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が1万4075円前後、銀は152.4円前後、プラ
チナは4510円前後、パラジウムは4600円前後。
【NY金は米新築住宅販売件数の減少が下支え】
 金はきのうの海外市場では、利食い売り一巡後は米新築住宅販売件数の減少を受けて
押し目を買われた。
 金は米新築住宅販売件数の減少が下支えになった。1月の米新築住宅販売件数は年率
換算で前月比10.5%減少し、65万7000戸となった。市場予想は68万戸。住
宅ローン金利の高止まりで購入希望者が遠ざかり、予想以上に減少した。
 トランプ米大統領は、メキシコとカナダに対する関税の発動を再度延期し、4月2日
にすると表明した。トランプ政権発足後初の閣議で述べた。また米大統領は、欧州連合
(EU)からの輸入品に対する25%の関税賦課を近く発表すると述べた。ウクライナ
のゼレンスキー大統領は、同国の鉱物資源の権益を巡り米国と「暫定的な」合意に達し
たと発表した。ゼレンスキー大統領は28日に訪米し、署名する見通しだが、合意案に
はウクライナが求める米国による「安全の保証」は盛り込まれておらず、先行きは依然
不透明だ。
 銀はきのうの海外市場では、ドル高一服や金反発を受けて押し目を買われた。
【NYプラチナは戻りを売られる】
 プラチナはきのうの海外市場では、金反発が下支えになったが、戻りは売られた。
 プラチナは金反発が下支え要因になった。米新築住宅販売件数の減少を受けて金に押
し目買いが入った。一方、トランプ米大統領は、メキシコとカナダに対する関税の発動
を再度延期し、4月2日にすると表明したが、欧州連合(EU)からの輸入品に対する
25%の関税賦課を近く発表すると述べた。貿易戦争に対する懸念が残ることが上値を
抑える要因である。
<今日の予定>
・米国内総生産 2024年10-12月期改定値(商務省)
・米耐久財受注 2025年1月速報値(商務省)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・米中古住宅販売仮契約指数 2025年1月(全米不動産協会)
MINKABU PRESS 東海林勇行

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。