トウモロコシは、アルゼンチンの乾燥傾向、良好な輸出環境を背景に、高値圏での取 引が続いていたが、調整局面に入っている。投機買いの過熱感に加えて、通商リスクの 高まりが嫌気されている。特に中国が米国産農産物に対する10〜15%の関税を決め たことはネガティブ。ただし需給は引き締まっていることで、450セント水準では値 ごろ感が認められ、過熱感の緩和が進むと改めて500セント台乗せが打診される見通 し。 大豆は、米中通商問題が警戒されることが上値を圧迫する。中国が米国産大豆に対す る関税で対抗している。トウモロコシ相場とは異なり過熱感が乏しいため、大きく値を 崩す必要性は乏しい。ただし、通商環境の先行き不透明感は強い。1000セント水準 での下げ止まりの有無に目線が切り下がる。原油相場の急落傾向はネガティブ。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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