ゴム午前=総じて下落、ただし上海ゴムの反転を受けて下げ幅は縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて下落。寄り付きでは、上海夜間安を受けて、売りが先行し
た。活発限月の8月限は、一代の安値を更新した。中盤に入ると、日中取引の上海ゴム
が地合いを引き締めたことから、下げ幅を縮小した。TSR20は、出来ず。

 午前11時38分現在のRSS3号は前営業日比3.7円安〜変わらず。活発限月の
8月限は同1.4円安の352.6円、期先26年2月限は出来ず、推定出来高は71
7枚(前日夜間取引含む)。

【8月限は下げ一服か】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、上海夜間安を背景に、売りが先行した。活発限
月の8月限は、一時347.6円まで下落し、一代の安値を更新した。8月限は、一代
の安値を更新したことから、目先の安値達成感が広がり、目先、下げ一服となる可能性
がありそうだ。
 ただ、トランプ関税は中国、米国の自動車販売の減少、さらには景気減速ににつなが
る可能性あるため、ゴム相場に積極的な買いは入りにくい。戻り一服後は、再び下値を
試すとみる。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りがやや先行し、
0.5〜0.1セント安で推移している。
 上海ゴムは堅調。午前11時00分現在、指標限月の2025年5月限は、前営業日
比20元高の1万7405元で推移している。

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