シカゴ大豆市況=期近から大幅続落、米国と他諸国との貿易戦争激化懸念で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2025/03     997.50      997.50      982.75      987.50      -10.25
  2025/05   1,011.00    1,014.00      994.00    1,000.50      -10.75
  2025/07   1,025.50    1,028.00    1,009.00    1,015.50      -10.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       368,223         168,749         810,374  (-  569)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(3月18日−3月22日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
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 大豆は期近から大幅続落。前日比は10.75〜5.50セント安。5月限は前日比
10.75セント安の1000.50セント。
 米中貿易戦争の激化とこれを受けた輸出用需要不安がくすぶるなかで、カナダが米国
から輸入する鉄鋼とアルミニウムに対し報復関税を賦課すると発表したことで米国と他
諸国との貿易戦争とこれを受けた輸出不安が強まり、売り優勢で運ばれた。
 5月限は1011セントで取引を開始した直後に1014セントの高値に達したが、
その後は1010セント台前半でもちあった。アジアの時間帯終盤に値を落とした後も
1005セント前後でのもちあいとあったが、シカゴの時間帯にはさらに値位置を落と
して994セントの安値まで軟化。安値で買い戻されたものの2ケタの下げ幅を記録し
て終了。

 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。

<ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州>
 前線の接近に伴い3月8日から降雨が続いている。今後も前線の移動は緩やかと見ら
れるため、降雨が続く見通し。なお、乾燥に見舞われた影響でリオグランデド州の早播
種コーン及び大豆の作柄は劣に近い状態が続いている。

<ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部>
 前線が停滞している影響で必要とされていた降雨が続いている。ただ、中部東側での
降雨は限られたものにとどまるだろう。一方、中部西側では降雨が続き、全体的に良好
な作柄を保つ見通し。

<アルゼンチン全域>
 前線が接近しているにもかかわらず、中部での雨量は限られている。17日の週も同
様に少雨傾向が続く見通し。なお、気温は今後数日は穏やかと見られるが、北部を中心
に降雨がない地域では穀物にストレスがかかる可能性がある。南部および中部ではここ
最近、降雨となり土壌水分が回復しているため少雨傾向による影響は限られるだろう。

 大豆製品は、大豆油、大豆粕共に大豆の軟調に追随安。カナダでキャノーラ油価格が
下落したことも大豆油の重石になった。
 大豆粕5月限は前日比1.60ドル安の300.20ドル。
今日の材料
・ブラジル産地南部では降雨が続くもリオグランデドスル州の乾燥が警戒される。
・ブラジル中部では降雨となるも東側では乾燥が懸念される。
・アルゼンチン産地では中部では少雨傾向による乾燥懸念が強まる。

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