●今夜のシナリオ穀物、通商リスクの織り込み続くか=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 アジアタイムは小動きになっている。前日は通商リスクの織り込みで軟化していた
が、その地合が引き継がれるともう一段階の値下がりが求められる。米国と各国との対
立が一段と深刻化すると、450セント台にレンジを切り下げやすい。一方、鉄鋼とア
ルミに対する関税発動で当面の材料出尽くし感が意識されると、押し目買い優勢の展開
になる。大きく買い進むことは難しいが、通商リスクをさらに織り込むのか、値固めを
打診する展開が続くのかが焦点になる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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