原油の2025年8月限は下落。日中取引開始後は6万2310円まで戻りを試した が、売りに押されている。 バイデン米政権の発足前、国際エネルギー機関(IEA)と石油輸出国機構(OPE C)は石油産業における上流の設備投資の重要性について認識が一致していたものの、 2021年になると「ネット・ゼロの道筋では、新たな化石燃料供給への投資は必要な い」とし、脱炭素政策の後押しに動き出した。ただ、エネルギー業界のダボス会議とも 呼ばれる今週の「CERAWeek」で、IEA事務局長は上流への投資の必要性を指 摘した。IEAの見解を常に確認してきたOPECは、これについて喜ばしいUターン と表現している。 しかし、OPECが指摘するように、2021年から2024年に石油投資が手控え られたなら、脱炭素社会を目指した負の反動がエネルギー市場で現れるのはこれからで ある。また、原油相場が低迷していることからすれば、設備投資は2025年も停滞す る可能性が高い。 時間外取引でニューヨーク原油4月限は前日比0.18ドル高の66.73ドルで推 移。本日これまでのレンジは66.67〜66.92ドル。 原油8月限の予想レンジは6万1600円から6万2600円、ガソリン先限は8万 7500円から8万8500円、灯油先限は8万7500円から8万8500円。 MINKABU PRESS
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