シカゴコーン市況=総じて反落、米今春の作付面積拡大観測で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2025/05    463.25      463.50      456.50      458.50      - 6.75
  2025/07    470.25      470.75      465.25      467.50      - 4.75
  2025/09    445.50      445.50      442.25      444.50      - 2.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       513,792         383,727        1,851,437 (+  5,699)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
=======================================
*米気象庁発表の6−10日予報(3月20日−3月24日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 コーンは総じて反落。前日比は8.00セント安〜変わらず。5月限は6.75セン
ト安の458.50セント。
 3月半ばを迎えて米国の今春の作付に対する意識が高まるなか、米作付拡大見通しが
重石となった。ドルの下値の堅さが、輸出の圧迫になることが懸念されるなか、米農務
省(USDA)は大口成約を発表したものの市場の反応は限られた。この日、当限は納
会を迎えた。

 5月限は463.25セントで取引を開始。アジアの時間帯の時間外取引では序盤に
463.50セントの高値を付けたが、その後値を落とし460〜462セントのレン
ジを中心とする小動きとなったが、欧州の時間帯に値位置を落とし460セントを割り
込んだ。米国の時間帯に入ると456.50セントの安値まで軟化。その後は460
セントが上値抵抗線に転じるなか安もみとなり、安値圏のまま引けを迎えた。
 米農務省(USDA)は仕向け地不明で24/25年度積み21万8604トンの
コーンの大口成約を発表した。

 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。

<ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州>
 北部で局地的な降雨が発生。18日まで北部では局地的な降雨が続くが、高温乾燥が
続くリオグランデドスル州では引き続き少雨傾向が見込まれる。同州の穀物の作柄は劣
に近い状態にある。気温は15日は平年以下〜平年並が見込まれるが、16〜18日は
平年を上回る見通しで、高温による作柄低下懸念が強まっている。

<ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部>
 前線の停滞により南部、中部では降雨が続いている。前線はゆっくりとした速度で北
上するため、西側では18日まで降雨が続く見通し。ただ、中部産地東側では17日の
週は少雨傾向が見込まれ、サフリーニャコーンは高温乾燥によるストレスが警戒され
る。

<アルゼンチン全域>
 この24時間は概ね降雨は発生していない。今週は中部を中心に前線の接近に伴う降
雨が見られたが、17日の週は全体的に少雨傾向となりそう。また気温は15日までは
平年を下回るが、16〜18日は平年並まで上昇する見通し。少雨傾向と相まって穀物
にストレスを与える可能性がある。ただ、3月前半の慈雨で土壌水分が蓄えられている
ため、短期にとどまるようであれば高温乾燥による穀物に大きな影響はないだろう。

 シカゴ小麦は総じて反落。トランプ関税による輸出見通し不安が重石となった。一時
は前日の高値に迫る565セントまで浮上する動きも見られたが勢いを維持出来なかっ
た。5月限のこの日の取引レンジは前日とほぼ同じだった。3月限はこの日が納会だっ
た。
 期近の主要限月5月限は前日比5.50セント安の557.00セント。
今日の材料
・ブラジル産地南部では降雨が発生するもリオグランデドスル州では少雨傾向続く。
 ブラジル産地北部は東側では少雨傾向が強まりサフリーニャコーンの生育懸念が
 高まる。
・アルゼンチン産地では少雨傾向が強まるが3月上旬の多雨の後のため、高温乾燥も
 短期にとどまるようであれば穀物への影響は限定的。
・USDAは仕向け地不明で24/25年度積み21万8604トンのコーンの大口
 成約を発表。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。