ゴム午前=まちまち、玉次第の展開

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて軟調。寄り付きでは、上海夜間安を受けて、水準を引き下
げる限月が目立った。中盤に入ると、特に目立った材料も見当たらない中、玉次第の展
開となっている。TSR20は、出来ず。

 午前11時20分現在のRSS3号は前営業日比5.0円安〜3.3円高。活発限月
の8月限は同0.4円安の346.5円、期先26年2月限は出来ず、推定出来高は1
40枚(前日夜間取引含む)。

【上海ゴムは下値を試すか】
 今日午前の上海ゴムは方向性に欠ける展開となっている。中心限月の5月限は、中心
限月の5月限は、前日の取引で一時1万6840元まで下落した。終値も1万6915
元と終値ベースで2日連続で1万7000元を割り込んでいる。
 現状、突っ込んで売る動きは限られているが、1万7000元以下で取引される時間
が長くなれば、下値を模索する展開になっていくとみる。その場合は、2月5日の安値
1万6825元や1月7日の安値1万6370元を意識した展開になるだろう。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りがやや先行する展
開となり、1.0〜0.7セント安で推移している。
 上海ゴムは総じて小じっかりとした展開となっている。午前10時50分現在、指標
限月の2025年5月限は、前営業日比5元高の1万6920元で推移している。

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