[今日の視点]石油=上昇へ、イランの供給下振れ見通しで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は上昇へ。2025年8月限で1200〜1600円高程度を想定する。海
外原油が続伸したことが国内市場を押し上げそうだ。円相場は1ドル=148円後半
と、19日の引けと比較して円高・ドル安水準で推移。
 石油輸出国機構(OPEC)プラスが来月から増産することや、景気刺激策による中
国の景気回復期待、イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦合意が実質的に破綻したこ
とによる中東の混乱、ウクライナとロシアの停戦期待など原油相場を取り巻くテーマは
様々だが、トランプ米政権がイラン産原油の中心的な仕向地である中国に向けた制裁を
発表したことから、イラン産原油は主な供給先を失う可能性がある。
 トランプ米政権が発足した後のイラン制裁は今回が第4弾であり、イランに対する締
め付けはじわじわと強まっている。OPECプラスが来月から増産するとはいえ、生産
枠を超えて生産した産油国の穴埋め減産も実施されることから実質的な増産幅は限ら
れ、イランの供給減を穴埋めできるのか不透明だ。イスラエルや米国によるイラン攻撃
も警戒しなければならず、原油相場は戻り歩調を強めるのではないか。
 時間外取引でニューヨーク原油5月限は前日比0.47ドル高の68.54ドルで推
移。本日これまでのレンジは68.30〜68.65ドル。
<今日の予定>
◆ 日本 ◆
【経済】08:30 消費者物価指数 2025年2月(総務省)
【経済】08:50 対外及び対内証券売買契約等の状況 3月9日-3月15日(財務省)
◆ 香港 ◆
【経済】17:30 国際収支 2024年10-12月期(香港統計局)
◆ トルコ ◆
【経済】16:00 消費者信頼感指数 2025年3月(トルコ統計機構)
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】18:00 国際収支 2025年1月(ECB)
◆ 南アフリカ ◆
【休日】--:-- 人権記念日
◆ アメリカ ◆
【商品】3/22 04:30 建玉明細報告(CFTC)
◆ カナダ ◆
【経済】21:30 新築住宅価格指数 2025年2月(カナダ統計局)
【経済】21:30 小売売上高 2025年1月(カナダ統計局)
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