プラチナ午前=プラチナは続落、NY安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。ニューヨーク安と円高を受けて売
り優勢で始まった。その後は、円高一服が下支えになった。パラジウムの商いは成立し
なかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが55〜33円安、プラチナミニが
48.5〜43.5円安、プラチナスポットが50円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが5619枚、プラチナミニが727枚、
プラチナスポットが1886枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは売り圧力が強い】
 プラチナは売り圧力が強く、軟調となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)後に
押し目を買われる場面も見られたが、欧州時間からのドル高や貿易政策の先行き不透明
感を受けて戻りを売られた。欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は、トラン
プ米政権の鉄鋼・アルミニウム関税に対する第1段階の対抗措置発動を4月中旬まで延
期すると発表した。米国との交渉の行方を確認したい。
 プラチナ先限は夜間取引で4588円まで下落した。ニューヨーク安と円高が圧迫要
因になった。円相場は1ドル=148円台後半で円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の986.80ドルから、もみ合い
となった。
 午前11時現在、プラチナは986.31ドル、パラジウムが948.81ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが993.63ドル、パラジウムが967.32
ドル。
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