大豆週間展望=シカゴ大豆は作付け意向面積の発表を控え模様眺め

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
              [3月24日からの1週間の展望]
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         週間高低(カッコ内は日付)            3月17日 〜3月21日
<東京一般>     始 値    高 値      安 値    終 値    前週末比
   先限         64,000   64,000(17)    64,000(17)  64,000    0
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<シカゴ>21日終値  前週末比  |<主要統計データ> (3月13日まで)
      25/5 1,009.75  -6.25    |輸出検証高:64万6,667トン
      25/7 1,021.50  -8.50   |輸出成約高:35万2,700トン
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東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 149.50円  前週末比 0.84円の円安
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【前週のレビュー】シカゴ大豆は貿易戦争激化による輸出低迷が警戒される。期近5月
限は1000〜1020セントを中心としたレンジ内での高下となりそうだとした。
【シカゴ大豆は作付け意向面積縮小観測が買い支援要因】
 シカゴ大豆5月限は今月12日に994セントまで値を沈めた後に一時1021セン
ト台まで戻した。しかし、19、20日は1020セントが上値抵抗線として意識さ
れ、大局的に1000〜1020セントのレンジ相場を形成しつつある。
 米中貿易戦争の激化を受けた米国の貿易縮小が警戒されるうえ、米連邦準備理事会
(FRB)の金利据え置き決定がドルを下支えしていることで上値は重いが、一方で今
春の米大豆作付面積の縮小観測が買い支援要因となっている。
 米農務省(USDA)の作付意向発表を控えていることもあって模様眺めの雰囲気が
強まると見られ、1000〜1020セントを中心にした高下が想定される。
 【東京大豆は新規売買は見込めず】
 東京大豆は、先限の総取組高ゼロ状態を継続。今後も新規売買は見込めず。
<当面の予定(イベント・経済統計)>
24日 ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2025年3月速報(Markit)
    ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2025年3月速報(Markit)
    米週間穀物輸出検証高(USDA)
25日 金融政策決定会合議事要旨公表 1月23-24日分(日本銀行)
    独景況感指数 2025年3月(ifo)
    米ケース・シラー住宅価格指数 2025年1月(S&P)
    米新築住宅販売 2025年2月(商務省)
    米消費者信頼感指数 2025年3月(カンファレンスボード)
26日 英消費者物価指数 2025年2月(国立統計局)
    米耐久財受注 2025年2月速報値(商務省)
27日 中国工業利益 2025年2月(国家統計局)
    米国内総生産 2024年10-12月期確報値(商務省)
    米新規失業保険申請件数(労働省)
    米中古住宅販売仮契約指数 2025年2月(全米不動産協会)
    米週間穀物輸出成約高(USDA)
28日 上海ゴム指定倉庫在庫(上海期貨交易所)
       英国内総生産 確報値 2024年10-12月期(国立統計局)
    英貿易収支 2025年1月(国立統計局)
    英小売売上高 2025年2月(国立統計局)
    独雇用統計 2025年3月(連邦雇用庁)
    米個人所得・支出 2025年2月(商務省)
    米消費者信頼感指数 2025年3月確報値(ミシガン大)
    建玉明細報告(CFTC)
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