[本日の見通し]石油=売り買い交錯、エジプトがパレスチナ人を受け入れか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2025年8月限は6万5200円まで一時強含み。ただ、
上値は限定的で、押し戻されている。
 レバノンのアル・アクバル紙の報道によると、エジプトのシシ大統領はパレスチナ自
治区ガザ復興のため、50万人規模にパレスチナ人を一時的にシナイ半島北部の都市に
引き受ける意識があることをアラブ諸国の指導者に伝えたもよう。
 エジプトによるパレスチナ人引き受け報道は、エジプト国営放送によって否定されて
いるが、スカイニュース・アラビアによるとトランプ米政権はエジプト案を受け入れる
という。パレスチナ情報筋の話として伝わっている。
 米国やエジプトから公式の発表はないが、トランプ米大統領が任期中にガザ再建に着
手しようとするならば、あまり時間はない。計画はすぐにでも動き出す可能性がある。
 時間外取引でニューヨーク原油5月限は前日比0.13ドル高の68.41ドルで推
移。本日これまでのレンジは68.16〜68.47ドル。
 原油8月限の予想レンジは6万4500円から6万5500円、ガソリン先限は8万
7500円から8万8500円、灯油先限は8万7500円から8万8500円。
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