●今夜のシナリオゴム、350円を挟んでの攻防に=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 東京タイムは小動きに終始している。上海ゴム相場の値動きも鈍い。トランプ米政権
の通商政策に対する過度の警戒感は後退しているが、先行き不透明感が解消された訳で
はない。中国素材市況も強弱評価が交錯している。急落一服後の持ち高調整の動きが下
値を支えているが、4月2日の相互関税発動後に世界の株価が急伸するような動きがみ
られないのであれば、徐々に上値の重さを再確認する見通し。産地は減産期のピークを
迎えているが、需要リスク織り込みの有無が焦点になる。350円の節目を挟んで売買
が交錯しやすい。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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