石油午前=総じて上昇、米国のベネズエラ制裁で供給が下振れへ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は総じて上昇。米国がベネズエラに対する石油制裁を強化し、ベネズ
エラ産原油の供給が落ち込む見通しであることが相場を押し上げている。ベネズエラの
原油生産量は日量100万バレル規模まで回復したが、再び下振れする公算。円相場が
1ドル=150円後半で、前日よりも円安・ドル高推移していることも支援要因。時間
外取引でニューヨーク原油は小動き。
 日中取引開始後、原油の2025年8月限は6万6330円まで上げ幅を拡大。た
だ、上値追いは続いていない。
 午前10時54分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
200円安〜1440円高。
 午前10時54分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が840枚。
【米大統領、多くの措置に猶予措置も】
 トランプ米大統領は、今後数日以内に自動車に対する関税を発表すると述べた。来週
発効する予定の相互関税については、「多くの国に猶予措置を与えるかもしれない」と
指摘しており、世界的な景気悪化懸念は引き続き抑制されている。
【海外原油夜間取引=小動き】
 ニューヨーク時間外取引で5月限は前日比0.01ドル安の69.10ドルで推移。
本日これまでのレンジは69.06〜69.27ドル。
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