ゴム午前=夜間取引の上げ幅を削る展開、上海ゴムは軟調

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、上げ幅削る展開。寄り付きでは、上海夜間安を受けて、夜間取引
の上げ幅を削る展開となった。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが売り優勢となって
いることから、一段と地合いを緩め、一部限月はマイナスサイドに沈んでいる。TSR
20は、出来ず。

 午前11時30分現在のRSS3号は前営業日比6.1円安〜1.4円高。活発限月
の8月限は同0.3円高の355.7円、新甫26年3月限は出来ず、推定出来高は2
46枚(前日夜間取引含む)。

【8月限は連日360円の手前で失速】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、総じてしっかりとなっている。活発発限月の8
月限は夜間取引で一時358.2円まで上昇した。ただ、前日と同様に節目の360円
の手前では、戻りが鈍くなった。

 JPXゴムRSS3号は、21日から反発場面となっている。ただ、トランプ関税が
先行き不透明感を強めており、積極的に買い進む動きはみられない。今回の戻りが36
0円の手前で抑えられるなら、目先、350円前後に押し戻されそうだ。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は9月限のみ約定し、2.2セント安。TSR
20は売りが先行する展開となり、2.3〜0.6セント安で推移している。
 上海ゴムは軟調に推移している。午前11時00分現在、指標限月の2025年5月
限は、前営業日比70元安の1万7065元で推移している。

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