プラチナ午前=プラチナは反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。ニューヨーク高を受けて買い優勢
で始まった。その後は、ドル建て現物相場が上げ一服となったが、押し目は買われた。
パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが52〜65円高、プラチナミニが
12.0〜57.5円高、プラチナスポットが116円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが5827枚、プラチナミニが540枚、
プラチナスポットが1629枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル安や金堅調が支援】
 プラチナはドル安や金堅調が支援要因になった。米大統領の自動車関税発表を受けて
貿易戦争に対する懸念が上値を抑える要因になったが、ドル安や金堅調を受けて押し目
を買われた。4月2日には相互関税の発表を控えており、関税政策に対する見方を確認
したい。国際通貨基金(IMF)は、基本予測では米国の景気後退を見込んでいないと
した。
 プラチナ先限は夜間取引で4690円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因にな
った。円相場は1ドル=150円台後半の円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、押し目を買われる。朝方の987.71ドルから、
上げ一服となったが、金堅調を受けて984ドル台で押し目を買われた。
 午前11時現在、プラチナは987.81ドル、パラジウムが980.81ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが973.82ドル、パラジウムが965.58
ドル。
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