トランプ米政権の通商政策、それに伴う景気リスク、インフレリスクを背景に、押し 目買い優勢の展開が続く見通し。4月は相互関税、自動車関税が発動するが、世界の政 治経済環境にどのような影響が生じるのか不透明感が強く、安全資産によるリスクヘッ ジが求められている。地政学環境が不安定化していることも金相場に対してはポジティ ブ。アジア現物需要は抑制されるも、金上場投資信託(ETF)経由の資金流入が強力 であり、上昇トレンドが支持される。見かけの値動きほどには、投機筋の買いに過熱感 は乏しい。調整売りが膨らんでも、3000ドル割れでは買い遅れた向きの物色意欲が 強まろう。金ETF売却までは、強気スタンスを維持したい。3050ドルの上は 3100ドルが打診される見通し。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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